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調査レポート

2023.5.31 市況

物流施設の賃貸マーケットに関する調査(2023年4月時点)

【東京圏】

・今期(23年4月)の空室率は5.4%で、前期の4.4%から1.0%の上昇となった。今期(23年2月~4月)の新規供給は103.7万㎡で大量供給が続く一方、新規需要は68.5万㎡と伸び悩み、需給ギャップが拡大している。
・東京圏の募集賃料は4,600円/坪で、前期の4,510円/坪から90円/坪(プラス2.0%)と上昇した。東京圏の募集賃料は4,500~4,700円/坪のレンジで一進一退である。

【関西圏】

・今期(23年4月)の関西圏の空室率は3.0%で、前期の2.4%から0.6ポイントの上昇となった。今期(23年2月~4月)の新規供給は32.6万㎡と落ち着いた水準であったが、新規需要は26.0万㎡に留まり、2四半期連続での空室率の上昇となった。
・関西圏の募集賃料は4,080円/坪で、前期の4,220円/坪から140円/坪(マイナス3.3%)の下落となった。関西圏では2022年7月の4,420円/坪をピークに3四半期連続での賃料下落である。

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