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調査レポート

2020.8.31 市況

物流施設の賃貸マーケットに関する調査(2020年7月時点)

【東京圏】

・今期(20年7月)の空室率は0.4%で、調査開始以降の最低水準を2四半期連続で更新した。今期(20年5月~7月)の新規供給は39.0万㎡に対し、新規需要が48.8万㎡となり、5四半期連続で新規需要が新規供給を上回った。
・東京圏の募集賃料は4,400円/坪で、前期から横ばいであった。また、埼玉県に限定した募集賃料は4,070円/坪となり、2009年7月以来11年ぶりに4千円を上回った。

【関西圏】

・今期(20年7月)の空室率は3.0%で、前期の2.0%から1.0ポイントの上昇となった。超大型物件である「ESR尼崎ディストリビューションセンター」 を含む4棟が新たに竣工したが、空室率の上昇は小幅に留まった。
・関西圏の募集賃料は3,990円/坪となり、前期の3,850円/坪から140円/坪(プラス3.6%)の上昇となり、2008年7月の調査開始以降で最も高い水準に達した。

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