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調査レポート

2023.11.30 市況

物流施設の賃貸マーケットに関する調査(2023年10月時点)

【東京圏】

・今期(23年10月)の空室率は6.4%で、前期の6.1%から0.3ポイントの上昇となった。今期(23年8月~10月)の新規供給は52.0万㎡と落ち着いた水準であったが、新規需要も40.5万㎡にとどまったため、需給緩和がさらに進んだ。
・東京圏の募集賃料は4,600円/坪で、前期の4,520円/坪から80円/坪(プラス1.8%)の上昇となった。東京圏の募集賃料は4,500~4,600円/坪のレンジで一進一退である。

【関西圏】

・今期(23年10月)の関西圏の空室率は3.7%で、前期の2.6%から1.1ポイントの上昇となった。今期(23年8月~10月)の新規供給が20.9万㎡に対し、新規需要は9.4万㎡に留まったため、空室率は再び上昇に転じた。
・関西圏の募集賃料は4,230円/坪で、前期の4,180円/坪から50円/坪(プラス1.2%)の上昇となった。建築コストの上昇を受け、募集賃料の設定でさらなる上昇を狙う動きがあるが、需給バランスが緩和局面に向かうなかで、リーシングで苦戦する物件が増加する懸念がある。

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