東京圏の空室率は5.9%となり、前期の5.4%から0.5ポイント上昇。また、東京圏の募集賃料水準は3,890円/坪で、前期から横ばい。需給環境は安定しており、募集賃料も目立った変化はない。
【東京圏】
空室率は5.4%となり、前期のから3.2ポイント低下。募集賃料は3,890円/坪で前期から100円/坪(マイナス2.5%)の下落。
【大阪圏】
空室率は4.7%となり、前期から1.5ポイント低下。募集賃料は3,280円/坪で前期から横ばい。
【東京圏の今後の見通し】
空室率は2年後の2013年4月に6.8%となる見通し。募集賃料は概ね横ばいで2013年4月で3,910円/坪の見込み。
東京圏の空室率は8.6%となり、前期から0.4ポイント低下。空室率の改善は6期連続だが、賃貸市況の回復のペースはやや鈍化。今期の募集賃料は3,990円/坪となり、前期から横ばい。需給環境は引き続き改善しているものの、募集賃料の反転には至らず。
2010年10月時点の東京圏の空室率は9.0%となり、前期から0.5ポイントの低下。東京圏の空室率の改善は5期連続で、賃貸市況の回復が続いている。また、今期の募集賃料は3,990円/坪で、需給環境は緩やかに改善しているものの、募集賃料は横ばいであった。
2010年7月時点の東京圏の空室率は9.9%となり、前期の13.3%から3.4ポイントの大幅な低下となった。空室率の改善は4期連続で、調査開始以来はじめて10%を下回った。また、大阪圏の空室率は7.0%となり、前期の8.5%から1.5ポイント改善した。
今期(2010年4月時点)の東京圏の空室率は13.3%となり、前期(10年1月)から横ばいとなった。また、今期の東京圏の募集賃料は3,990円/坪となり、前期から10円(0.3%)のマイナス。依然として需給緩和が続いているが、東京圏の一部では賃料水準に底打ち感がみられる。
2010年1月時点の東京圏の空室率は13.3%となり、前期(09年10月)の15.0%から1.7ポイント下落し、2期連続の空室率の改善となった。他方、大阪圏の空室率は10.7%となり、前期(09年10月)の10.2%から0.5ポイント悪化した。
2009年10月時点の東京圏の空室率は15.0%となり、前期(09年7月)の16.3%から1.3ポイント改善。また、今期の新規需要は17.8万㎡に達し、新規供給の12.5万㎡を上回った。東京圏の賃貸マーケットに回復の兆しがある。
2009年4月時点の首都圏の空室率は14.5%で前期(09年1月)の14.5%から横ばい。今後も緩やかに空室率が上昇する可能性が高い。関西圏の空室率は12.0%となり、前期(09年1月)の9.7%から2.3ポイント悪化。