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調査レポート

2018.11.30 市況

物流施設の賃貸マーケットに関する調査(2018年10月時点)

【東京圏】

今期(18年10月)の空室率は5.3%となり、前期の4.9%から0.4ポイントの上昇となった。今期(18年8月~10月)の新規供給は68.1万㎡に対し新規需要が58.9万㎡となり、若干の需給緩和となった。
東京圏の募集賃料は4,220円/坪となり、前期の4,260円/坪から40円/坪(マイナス0.9%)の下落となった。東京圏全体の募集賃料は目立った変化はなく落ち着いた推移である。


【関西圏】

今期(18年10月)の空室率は9.6%で、1年9ヶ月ぶりに10%を下回った。関西圏の空室率の低下は4四半期連続で、緩やかだが確実に需給均衡に向かっている。
関西圏の募集賃料は3,460円/坪となり、前期の3,400円/坪から60円/坪(プラス1.8%)の上昇となった。関西圏での募集賃料は2017年7月を底に緩やかな上昇基調が続いている。

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