Warning: "continue" targeting switch is equivalent to "break". Did you mean to use "continue 2"? in /home/ichigo-re/www/wp/wp-content/plugins/qtranslate-x/qtranslate_frontend.php on line 497
物流施設の賃貸マーケットに関する調査(2015年4月時点) – 一五不動産情報サービス

物流施設の賃貸マーケットに関する調査(2015年4月時点)

  • 全て
  • 市況
  • アンケート
  • 予測
  • 特集
market

【東京圏】

東京圏の空室率は3.5%となり、前期の3.4%から0.1ポイント上昇した。東京圏の新規供給は45.2万㎡で過去2番目の大量供給となる一方、新規需要は43.3万㎡となり2四半期連続で過去最大を更新した。また、今期の募集賃料は3,990円/坪で、前期の4,000円/坪から10円/坪(マイナス0.3%)の下落となった。東京圏の募集賃料は4,000円/坪で一進一退である。

【関西圏】

関西圏の空室率は1.8%となり、前期の2.5%から0.7ポイント低下した。関西圏の空室率は依然として低い水準にある。また、今期の募集賃料は3,500円/坪となり、前期の3,490円/坪から10円/坪(プラス0.3%)の小幅な上昇に留まった。関西圏の募集賃料は徐々に上値が重くなっている。

東京圏の賃貸マーケット動向

(1)需給動向

 2015年4月の東京圏の空室率は3.5%となり、前期(15年1月)の3.4%から0.1ポイント上昇した(図表1参照)。今期(15年2月~4月)の新規供給は45.2万㎡で、14年2月~4月の51.1万㎡に次ぐ過去2番目の大量供給となる一方、新規需要は43.3万㎡となり2四半期連続で過去最大を更新した(図表2参照)。

 今期の新規供給は全12物件あり、埼玉県が4物件、千葉県が5物件、神奈川県が3物件と地域的な偏りがみられない。代表的な施設としては「Dプロジェクト和光A/東京北部郵便局」、「グッドマン市川」(*1)、「GLP綾瀬」(*2)が挙げられる。

 また、賃貸物流施設の市場規模を表す賃貸可能面積(*3)は本調査時点で1,016.4万㎡となり、大台の1,000万㎡を突破した(図表1参照)。過去を振り返ると、約6年前の2009年1月に賃貸可能面積が500万㎡を超えた。最近の新規開発の勢いを考慮すると、2020年を待たずに賃貸可能面積は1,500万㎡まで拡大しそうだ。


20150529_市況_図表1 東京圏の空室率の動向

20150529_市況_図表2 東京圏の需給バランスの動向

出所:株式会社一五不動産情報サービス


1.2015年3月4日付 グッドマンジャパン(株) プレスリリースより
2.2015年5月25日付 グローバル・ロジスティック・プロパティーズ(株) プレスリリースより
3.賃貸面積と空室面積の合計


(2)賃料動向

 2015年4月の東京圏の募集賃料は3,990円/坪で、前期の4,000円/坪から10円/坪(マイナス0.3%)の下落となった。東京圏の募集賃料は4,000円/坪で一進一退である。
 上記の通り、東京圏では新規需要が堅調であるが、新規開発も盛んであり、賃料水準は上昇しづらい。

20150529_市況_図表3 東京圏の募集賃料の動向

出所:株式会社一五不動産情報サービス
注:Nはサンプル数を示す。点線は各期の賃料サンプルのうち、上位10%と下位10%を結んだもので、賃料サンプルのバラつき具合を示す。

目次へ

関西圏の賃貸マーケット動向

(1)需給動向

 2015年4月の関西圏の空室率は1.8%となり、前期(15年1月)の2.5%から0.7ポイント低下した(図表4参照)。今期(15年2月~4月)の新規供給は4.9万㎡に対し(*4)、新規需要は6.9万㎡で需給改善に繋がった(図表5参照)。具体的にみると、トライネット・ロジスティクス向けのBTS型施設である「GLP神戸西」が竣工した(*5)。また、2015年1月竣工の「プロロジスパーク大阪5」に爽快ドラッグが入居することも発表された(*6)。

 今後の開発では、グッドマンジャパンは「グッドマン赤松台」の開発(*7)、日本生命保険は大阪府松原市で大型物流施設を開発(*8)、レッドウッド・グループは「レッドウッド南港中DC」と「レッドウッド東大阪DC」の開発(*9)、プロロジスは「プロロジスパーク京田辺」の開発(*10)、野村不動産は「Landport高槻」の開発計画(*11)をそれぞれ発表した。

 関西圏では2016年に大量供給が見込まれているが、2017年以降に新規稼働する開発計画も徐々に増えている。今後数年間は高水準の新規供給が続きそうだ。


20150529_市況_図表4 関西圏の空室率の動向

20150529_市況_図表5 関西圏の需給バランスの動向

出所:株式会社一五不動産情報サービス


4.東洋製罐グループの物流会社である東洋メビウス(株)が開発した高槻物流センター(2015年2月竣工)は、マルチテナント型物流施設であるが、一部スペースを自社営業倉庫として活用する方針であることから集計対象外とした。
5.2015年2月9日付 グローバル・ロジスティック・プロパティーズ(株) プレスリリースより
6.2015年4月22日付 プロロジス プレスリリースより
7.2015年3月4日付 グッドマンジャパン(株) プレスリリースより。グッドマン赤松台はBTS型で丸紅ロジスティクス(株)と賃貸借予約契約を締結していることも併せて発表。
8.2015年3月25日付 日本生命保険相互会社 プレスリリースより
9.2015年3月25日付 レッドウッド・グループ プレスリリースより
10.2015年4月2日付 プロロジス プレスリリースより
11.2015年5月14日付 野村不動産(株) プレスリリースより


(2)賃料動向

 2015年4月の関西圏の募集賃料は3,500円/坪で、前期の3,490円/坪から10円/坪(プラス0.3%)と小幅な上昇に留まった。
 関西圏の募集賃料は、2年前の2013年4月の3,150円/坪を底に上昇基調であるが、徐々に上値が重くなっている。

20150529_市況_図表6 関西圏の募集賃料の動向

出所:株式会社一五不動産情報サービス
注:Nはサンプル数を示す。点線は各期の賃料サンプルのうち、上位10%と下位10%を結んだもので、賃料サンプルのバラつき具合を示す。


目次へ

データ集

■データ集はPDFの末尾またはCSVでご参照ください。

レポートをPDFでダウンロード

データ集をCSVでダウンロード

目次へ