Warning: "continue" targeting switch is equivalent to "break". Did you mean to use "continue 2"? in /home/ichigo-re/www/wp/wp-content/plugins/qtranslate-x/qtranslate_frontend.php on line 497
物流施設の賃貸マーケットに関する調査(2015年1月時点) – 一五不動産情報サービス

物流施設の賃貸マーケットに関する調査(2015年1月時点)

  • 全て
  • 市況
  • アンケート
  • 予測
  • 特集
market

【東京圏】

東京圏の空室率は3.4%となり、前期の4.2%から0.8ポイント低下した。新規需要は調査開始以降で最大の42.2万㎡に達し、2年ぶりの空室率の低下に繋がった。また、今期の募集賃料は4,000円/坪で、前期から横ばいであった。

【関西圏】

関西圏の空室率は2.5%となり、前期の0.9%から1.6ポイント上昇した。空室率は依然として低い水準でにある。また、今期の募集賃料は3,490円/坪で、前期の3,390円/坪から100円/坪(プラス2.9%)の上昇となった。2013年4月を底に上昇傾向が続いている。

東京圏の賃貸マーケット動向

(1)需給動向

 2015年1月の東京圏の空室率は3.4%となり、前期(14年10月)の4.2%から0.8ポイント低下した(図表1参照)。今期(14年11月~15年1月)の新規供給は36.1万㎡で前期から大幅に増加したが、新規需要が調査開始以降で最大の42.2万㎡に達し、2年ぶりの空室率の低下に繋がった(図表2参照)。

 具体的にみると、今期は「グッドマン水江」(*1)、「プロロジスパーク常総」(*2)、「八千代物流センター」(*3)、「ロジポート橋本」(*4)など計6物件の新規供給があったが、その多くが満室稼働であった。これらの施設に大手物流会社や製造小売が入居する一方、以前は需要の牽引役であったネット通販(*5)の存在感が乏しいことが印象的であった。

 また、開発計画の発表も相次いでいる。「野田物流センター」の着工(*6)、ラサール不動産投資顧問による「ロジポート川越西」の着工(*7)、「GLP厚木Ⅱ」の開発(*8)、シーアールイーによる「ロジスクエア新座」の開発着手(*9)、「プロロジスパーク習志野5」の起工式の挙行(*10)、レッドウッド・グループによる佐倉、市川、川越での高機能物流施設の開発などである。地域的な偏りはなく、首都圏の各地で新規開発が盛んである。


20150227_市況_図表1 東京圏の空室率の動向

20150227_市況_図表2 東京圏の需給バランスの動向

出所:株式会社一五不動産情報サービス


1.2014年11月13日付 グッドマンジャパン(株) プレスリリースより
2.2014年11月19日付 プロロジス プレスリリースより
3.2014年12月15日付 日本ロジスティクスファンド投資法人 プレスリリースより
4.2015年2月2日付 ラサール不動産投資顧問(株)および三菱地所(株) プレスリリースより
5.メーカーや小売によるネット事業を除く。
6.2015年2月5日付 新日鉄住金エンジニアリング(株) プレスリリースより。
 なお、新日鉄住金エンジニアリング(株)は、欅プロパティーズ(伊藤忠商事(株)、Mapletree Groupの
 共同事業会社)より建設工事を受注。
7.2015年2月9日付 ラサール不動産投資顧問(株) プレスリリースより
8.2015年2月12日付 グローバル・ロジスティック・プロパティーズ(株) プレスリリースより
9.2015年2月13日付 (株)シーアールイー プレスリリースより
10.2015年2月18日付 プロロジス プレスリリースより


(2)賃料動向

 2015年1月の東京圏の募集賃料は4,000円/坪で、前期から横ばいとなった。
 上述の通り、東京圏では新規需要が堅調で、良好な需給環境が続いているが、募集ベースの賃料水準は上値が重い展開である。

20150227_市況_図表3 東京圏の募集賃料の動向

出所:株式会社一五不動産情報サービス
注:Nはサンプル数を示す。点線は各期の賃料サンプルのうち、上位10%と下位10%を結んだもので、賃料サンプルのバラつき具合を示す。

目次へ

関西圏の賃貸マーケット動向

(1)需給動向

 2015年1月の関西圏の空室率は2.5%となり、前期(14年10月)の0.9%から1.6ポイント上昇した(図表4参照)。今期(14年11月~15年1月)の新規供給は11.3万㎡に対し、新規需要は6.6万㎡で供給が需要を上回ったが、空室率は依然として低い水準にある(図表5参照)。

 具体的にみると、今期は「プロロジスパーク大阪5」(*11)が竣工するなど計2物件の新規供給となった。今後の開発では三井物産リアルティ・マネジメントが「(仮称)六甲アイランド物流センター」の建設、運用を発表した(*12)。また、印刷インキメーカーのDICは吹田工場跡地(土地 約7.5万㎡)を内国(*13)の不動産会社が組成する特定目的会社に譲渡することを発表した(*14)。

 関西圏での開発動向は、従前は湾岸部に集中する傾向があったが、最近では京都府や兵庫県の内陸部など、多様な地域での新規開発が増えている。


20150227_市況_図表4 関西圏の空室率の動向

20150227_市況_図表5 関西圏の需給バランスの動向

出所:株式会社一五不動産情報サービス


11.2015年1月28日付 プロロジス プレスリリースより
12.2015年1月23日付 三井物産リアルティ・マネジメント(株) プレスリリースより
13.原文ママ
14.2015年1月23日付 DIC(株) プレスリリースより


(2)賃料動向

 2015年1月の関西圏の募集賃料は3,490円/坪で、前期の3,390円/坪から100円/坪(プラス2.9%)の上昇となった。関西圏の募集賃料は、1年9ヶ月前の2013年4月の3,150円/坪を底に、上昇傾向が続いている。
 足下の良好な需給環境を背景に、開発計画も増加の一途で、不動産市況の先行きを警戒する意見も出始めている。

20150227_市況_図表6 関西圏の募集賃料の動向

出所:株式会社一五不動産情報サービス
注:Nはサンプル数を示す。点線は各期の賃料サンプルのうち、上位10%と下位10%を結んだもので、賃料サンプルのバラつき具合を示す。


目次へ

データ集

■データ集はPDFの末尾またはCSVでご参照ください。

レポートをPDFでダウンロード

データ集をCSVでダウンロード

目次へ