Warning: "continue" targeting switch is equivalent to "break". Did you mean to use "continue 2"? in /home/ichigo-re/www/wp/wp-content/plugins/qtranslate-x/qtranslate_frontend.php on line 497
物流施設の賃貸マーケットに関する調査(2014年10月時点) – 一五不動産情報サービス

物流施設の賃貸マーケットに関する調査(2014年10月時点)

  • 全て
  • 市況
  • アンケート
  • 予測
  • 特集
market

【東京圏】

東京圏の空室率は4.2%となり、前期の4.1%から僅かに上昇した。前期に続き、東京圏の需給バランスは概ね均衡している。また、今期の募集賃料は4,000円/坪で、前期の3,990円/坪から10円/坪(プラス0.3%)の上昇となった。

【関西圏】

関西圏の空室率は0.9%となり、前期の0.4%から僅かに上昇した。5四半期連続で1%未満となり、依然として逼迫した需給バランスである。また、今期の募集賃料は3,390円/坪で、前期の3,300円/坪から90円/坪(プラス2.7%)の上昇となった。

東京圏の賃貸マーケット動向

 本調査より東京圏の調査地域に「茨城県」を追加し、一都四県(茨城県・埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県)を集計対象とする。詳細はPDFの6ページを参照。

(1)需給動向

 2014年10月の東京圏の空室率は4.2%となり、前期(14年7月)の4.1%から僅かに上昇した(図表1参照)。今期(14年8月~10月)の新規供給は12.7万㎡に対し、新規需要が10.6万㎡で、概ね均衡した需給動向であった(図表2参照)。

 また、今期において開発計画の発表が相次いだ。GLPによる「GLP狭山日高Ⅰ」と「GLP吉見」の起工式(*1)、JR貨物による「エフ・プラザ東京M棟・N棟」の開発計画(*2)、大和ハウス工業とファーストリテイリングによる共同物流事業と「Dプロジェクト有明Ⅰ」の建設(*3)、野村不動産による「(仮称)Landport岩槻」と「(仮称)Landport柏沼南Ⅱ」の開発用地の取得(*4)、オリックスによる「市川塩浜ロジスティクスセンター」の開発(*5)、グッドマンジャパンによる「グッドマンビジネスパーク千葉」の開発概要(*6)がそれぞれ発表された。先月上旬に2016年上半期までの短期予測を発表したが(*7) 、2016年下半期以降も高水準の新規供給が続きそうだ。


20141128_市況_図表1 東京圏の空室率の動向

20141128_市況_図表2 東京圏の需給バランスの動向

出所:株式会社一五不動産情報サービス


1.2014年9月3日・10月8日付 グローバル・ロジスティック・プロパティーズ(株) プレスリリースより
2.2014年9月13日付 日本貨物鉄道(株) プレスリリースより
3.2014年10月14日付 大和ハウス工業(株) プレスリリースより
4.2014年10月14日・11月5日付 野村不動産(株) プレスリリースより
5.2014年11月4日付 オリックス(株) プレスリリースより
6.2014年11月14日付 グッドマンジャパン(株) プレスリリースより
7.http://www.ichigo-re.co.jp/1376/


(2)賃料動向

 2014年10月の東京圏の募集賃料は4,000円/坪で、前期の3,990円/坪から10円/坪(プラス0.3%)の上昇となった。安定した需給環境を背景に、募集賃料は概ね横ばいである。

 なお、1年6ヶ月前の2013年4月の募集賃料より茨城県を募集賃料の集計対象に加えており、過去データの一部が変更されている。

20141128_市況_図表3 東京圏の募集賃料の動向

出所:株式会社一五不動産情報サービス
注:Nはサンプル数を示す。点線は各期の賃料サンプルのうち、上位10%と下位10%を結んだもので、賃料サンプルのバラつき具合を示す。

目次へ

関西圏の賃貸マーケット動向

 本調査より地域名称を「大阪圏」から「関西圏」に変更する。詳細はPDFの6ページを参照。

(1)需給動向

 2014年10月の関西圏の空室率は0.9%となり、前期(14年7月)の0.5%から0.4ポイント上昇した(図表4参照)。関西圏の空室率は5四半期連続で1%未満となり、依然として逼迫した需給環境である。具体的にみると、2014年9月に「三井不動産ロジスティクスパーク堺」が竣工したが、関西圏の空室在庫が乏しい状況に変化はみられない。

 今後の開発としては、伊藤忠商事とメープルツリー・インベストメンツが共同で「堺PJ」を開発することを発表した(*8)。また、京阪電気鉄道は「京阪淀ロジスティクスヤード」の建設と5割弱のテナントが決定していることを発表した(*9)。

 そのほか、関西圏では用地取得の動きが活発で、日本山村硝子の工場跡地(大阪府高槻市)(*10)や日本伸銅の旧第2工場(大阪府堺市堺区)(*11)もディベロッパーが取得している。関西圏では湾岸地域に開発計画が集中しているが、内陸地域でも物流用地を検討する動きが広がっており、開発計画が更に増えることが予想される。


20141128_市況_図表4 関西圏の空室率の動向

20141128_市況_図表5 関西圏の需給バランスの動向

出所:株式会社一五不動産情報サービス


8.2014年9月9日付 伊藤忠商事(株) プレスリリースより
9.2014年11月5日付 京阪電気鉄道(株) プレスリリースより
10.2014年9月26日付 日本山村硝子(株) プレスリリースおよび登記情報より
11.2014年10月8日付 日本伸銅(株) プレスリリースおよび登記情報より


(2)賃料動向

 2014年10月の関西圏の募集賃料は3,390円/坪で、前期の3,300円/坪から90円/坪(プラス2.7%)の上昇となった。関西圏の募集賃料は、1年6ヶ月前の2013年4月の3,150円/坪を底に、回復傾向が続いている。

 足下の需給環境は良好でしばらくは堅調な賃料動向が期待できそうだが、上述の通り、新規開発計画も増えている。エリアにもよるが、中期的な賃料の見通しには若干の留意が必要である。

20141128_市況_図表6 関西圏の募集賃料の動向

出所:株式会社一五不動産情報サービス
注:Nはサンプル数を示す。点線は各期の賃料サンプルのうち、上位10%と下位10%を結んだもので、賃料サンプルのバラつき具合を示す。


目次へ

データ集

■調査対象基準の変更につきましてはPDFの6ページをご参照ください。

■データ集はPDFの末尾またはCSVでご参照ください。

レポートをPDFでダウンロード

データ集をCSVでダウンロード

目次へ